クリニック通信

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犬パルボウイルス感染症について

犬を飼っている方なら一度は耳にした事があるかもしれません。

パルボウイルスはどのようなウイルスでどのような症状があるのかお話しします。

この病気はパルボウイルスが原因でおこります。

激しい下痢や嘔吐、発熱、食欲不振、脱水症状などの症状がおこり下痢はひどくなると血便になります。

妊娠中の犬に感染してしまうと流産や死産になる可能性もあります。

症状が悪化するとショック状態になり、命にかかわることもあるとても怖い病気です。

感染の経路はパルボウイルスに感染している犬の便や嘔吐物に触れたりなめたりすることです。

人間が感染した犬に触れたあとで手を洗わず他の犬を触って感染する場合もあります。

とくに子犬は免疫力が弱く感染してしまうケースが多いてす。

吐き気や下痢があったらすぐに病院に連れて行きましょう。

便を持ってきていただければ検査することもできます。

もしパルボウイルスにかかってしまったら、脱水症状を改善し、下痢止め吐き気止めのお薬で治療を行います。

抗ウイルス薬を用いることもあります。

パルボウイルス感染症はワクチンで予防することが一番です。

大切なワンちゃんが病気になってしまう前に子犬の頃から定期的に病院に通いワクチンを接種しましょう。

更新日:2017.01.06
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