クリニック通信

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角膜炎について

今回は角膜炎についてお話します。
角膜とは、眼球の一番外側にある部分のことをいいます。
黒目の部分といった方が分かりやすいかもしれません。
その角膜が様々な原因で炎症を起こした状態を角膜炎といいます。

 

ではその炎症の原因はどんなことがあるでしょうか?
乾燥、砂、ほこり、被毛やシャンプーなどの異物、細菌やウイルスの感染、目が痒くなりかいているうちに自分で角膜を傷つけてしまう物理的外傷、そのほか代謝障害などさまざまなものがあります。
症状としては涙や目やにが出る、光をまぶしがる、まぶたの痙攣、しょぼしょぼする、目をこする、白目や目のふちが赤くなるなどです。
角膜炎の治療は角膜に傷がないか確認してから点眼薬の処方になります。

 

目の周りの毛が原因になることもある為、犬の眼に毛が入りそうであればトリミング、カットすることで予防することができます。
角膜炎は放置して傷や炎症が増えてしまうと治療が長引いたり重症化したりします。

目の様子に不安があれば相談することをおすすめします。

更新日:2024.11.19
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